MetaがHorizon WorldsのVR版を6月に完全終了へ

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Metaが自社のソーシャルVRプラットフォーム「Horizon Worlds」のVR専用版を2026年6月をもって終了することを発表しました。以前よりモバイル向けへの注力方針を明かしていましたが、今回の発表はVR版の完全廃止という踏み込んだ内容となっています。

Horizon WorldsのVR版終了とは

Horizon Worldsは、MetaがQuest向けに展開してきたソーシャルVRプラットフォームです。ユーザーがアバターとして仮想空間でコミュニケーションしたり、自分でワールドを作成・公開したりできるサービスとして、Metaのメタバース構想の中核を担ってきました。

しかし、ユーザー数の伸び悩みや品質への批判が続いていたことも事実です。今回のVR版終了は、Metaがこのプラットフォームの方向性を大きく転換することを意味します。VR版は終了しますが、モバイル・PC向けのHorizon Worldsは継続される見込みです。

なぜVR版を終了するのか

ユーザー数の壁

VRヘッドセットを必要とするVR専用プラットフォームは、デバイスを持っているユーザーしか利用できないという根本的な制約があります。Meta Questの累計出荷台数は数千万台規模に達しているとはいえ、スマートフォンやPCユーザー数と比べると桁違いに少ない状況です。

モバイルファーストへの転換

Meta社内でも、VR専用のメタバース構想よりもモバイルやPCから手軽にアクセスできるプラットフォームへの需要が高いという判断があったとみられます。開発リソースをモバイル版に集中させることで、より多くのユーザーにリーチできる戦略的な判断でしょう。

infoVR編集部の見解

infoVR編集部としては、この決定を「VR普及の現実を示す重要なサイン」と見ています。Metaは数兆円規模の投資をメタバース・VR事業に注ぎ込んできましたが、ユーザーの行動は必ずしもVR専用プラットフォームへの熱狂を示していませんでした。

ただし、これをVR全体の失敗と解釈するのは誤りです。VRゲームや体験型コンテンツの市場は着実に成長しており、「ソーシャルVR」という特定ジャンルにおいて課題があることと、VR技術全般の可能性は別の話です。日本ではVRChat等の別プラットフォームが根強い人気を持っており、Horizon Worldsの終了がVRソーシャル空間の終焉を意味するわけではありません。

日本市場への影響

日本ではHorizon WorldsよりもVRChatが圧倒的に人気であり、今回の発表が日本のVRユーザーに与える直接的な影響は限定的と言えます。むしろ、Metaが今後のVR投資をゲームや実用アプリに集中させることで、Questプラットフォームのゲームコンテンツが充実する可能性もあります。

VRソーシャル空間を楽しむなら

  • VRChatユーザー:日本最大のVRSNSは今後も継続。安心して楽しめます
  • Horizon Worldsをメインに使っていた人:6月までに他プラットフォームへの移行を検討することをお勧めします
  • VR初心者:最初からVRChatなど実績あるプラットフォームから始めることをお勧めします

まとめ

Horizon WorldsのVR版終了は、メタバース構想の現実的な調整を示す決断です。しかしVR市場全体の縮小を示すものではなく、むしろプラットフォームの淘汰が進みユーザーが本当に価値あるコンテンツに集まっていく過程とも言えます。infoVR編集部では、この動向を引き続き注視していきます。

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